競歩界で急成長を遂げている川野将虎選手。
日本記録や世界記録を次々と塗り替え、東京五輪・世界陸上でも結果を残すなど、まさに注目株です。
本記事では、川野選手のプロフィールや経歴、そしてご家族や結婚の有無についても丁寧に紹介していきます。

2025年世界陸上にも出場されました!
男子35キロ競歩・川野将虎は18位 レース後に力尽きて倒れる(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
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川野将虎選手(競歩)のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 川野 将虎(かわの まさとら) |
生年月日 | 1998年10月23日 |
年齢 | 現在 26歳(2025年9月時点で) |
出身地 | 宮崎県日向市および静岡県駿東郡小山町 |
身長・体重 | 身長 177 cm、体重 約 60 kgくらい |
所属 | 旭化成陸上部所属 |
出身校 | 小山須走中(静岡) → 御殿場南高(静岡) → 東洋大学 |
川野選手の競歩での記録・持ちタイムも、彼を知る上でとても大切な指標です。プロフィール欄で主な自己ベスト・記録を見てみましょう。
- 50km競歩:3時間36分45秒
— 日本記録。
2019年10月 全日本競歩 高畠大会にて。
- 35km競歩:2時間21分47秒
— 世界記録・アジア記録・日本記録。
2024年10月 全日本35km競歩 高畠大会/日本選手権にて。
少し余談も含めて、川野選手がどんな人物かが見えてくる要素を挙げると:
- 小中学校は静岡県で過ごしており、御殿場南高校で競歩と本格的に向き合い始めた 。
- 大学は東洋大学。大学での経験が、全国レベル・国際大会レベルでの競歩選手としての土台を作ったと思われます。
川野選手は 1998年10月23日生まれ。
2025年の今、26歳ですね。競歩という過酷な種目で、若さと経験のバランスを取りながらどんどん成長している世代の代表格です。
出身地は少しユニークで、宮崎県日向市が生まれ故郷として挙げられることもありますが、
小学校以降を静岡県小山町で過ごしており、静岡県の自然・風土にも育てられた選手といえるでしょう。
身長は 177センチ、体重は 約60キロ。
この体格は“軽快さ”と“持久力”の両方を求められる競歩という競技に適していて、彼のフォーム・歩きのリズムや疲労のコントロール力にもこの体格が一役買っているように思います。
所属は 旭化成陸上部。2021年から社会人としてもこの強豪企業チームで活動しています。
大学時代での成果を抱えながら、より安定した環境でトレーニング・サポートを受けていることが、彼のコンスタントな成績につながっているのは間違いないでしょう。
出身校の流れも興味深いです。
中学は静岡県の学校、小山須走中 → 高校は御殿場南高(静岡県) → 大学は東洋大学。
高校時代には競歩と本格的に出会い、大学ではより国際レベル・国内トップクラスの競技者としてのステージを経験してきました。
これらを経て、50km・35kmといった“長距離競歩”で日本記録・世界記録を持つまでになってきているのです。
元世界記録保持者・川野将虎が語る「チャレンジャーとして臨める」記録を破った2選手へのリスペクト【世界陸上】 https://t.co/cGwiam7IoL
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) September 9, 2025
川野将虎選手(競歩)の経歴
川野将虎選手は、静岡県小山町で育ち、小山須走中学校 → 御殿場南高校 → 東洋大学と進学しています。
中学では「陸上の長距離」を中心に活動していたそうですが、競歩にはまだ本格的に関わっておらず、
「走ること」の方に親しんでいた時期があります。
御殿場南高校に入学した頃、部活動として陸上部へ入ることに。
その際、顧問の先生の勧めで“競歩”の種目へも手を伸ばすことになります。
実は最初の競歩の試合は高校1年のインターハイ予選直前で、「5000m競歩」としてエントリーされていたものの、
予定していた走る種目と違っていたため、慌てて「間違いです」と言ったというエピソードもあります。
けれども、「やってみたらどうか」という先生の言葉で、そのまま競歩を試すことに。
最初の競歩の試合は結果的にビリに近い成績で、「自分には向いていないかも」と思ったという川野選手。
しかし、思いがけず県大会へ進める順位を得たり、少しずつ記録が伸びていったりすることで、
競歩独特の技術性やペース配分、歩き方の型などに惹かれていきます。
勝負は“ただ走る”だけではなく、「歩きながらルールの中で速さを追求すること」が求められる競歩という種目。
そこに川野選手は魅力を見出し、「もっと高みを目指したい」という気持ちを育んでいくことになります。
大学は東洋大学。
大学での指導体制や競技環境も整っていて、よりロード競歩や長距離競歩での強化が進みます。
そこでの経験が、実績を積んでいく上での大きな土台になりました。
==主な実績・代表歴==
川野選手は、高校時代から注目を浴びていた選手で、その後も実績を重ねて国内外で活躍しています。
ここでは「これは知っておきたい」という実績をいくつかピックアップします。
- 高校1年の頃、
日本ジュニア選抜競歩(U20選抜競歩)高校10kmで U18 歴代 2位のタイムを出し、4位入賞。5000m競歩でも高1で“高校生最高”の記録をマーク。
- 高校2年・3年時には
インターハイ、国体、全日本競歩の輪島大会などで上位入賞。
高校3年時には輪島大会で5km/ジュニア10kmの2冠を達成。
U20世界選手権等にも出場。
- 大学になってからも急速に成長。
2019年 50km競歩で 3時間36分45秒を出して、全日本高畠大会で優勝・日本記録を樹立。これが東京オリンピック代表選考にも繋がりました。
- 東京2020オリンピック(実際は2021年開催)に50km競歩種目で出場。
過酷な気象条件の中、体調を崩しながらも6位入賞という素晴らしい結果を残しました。
- 国際大会でもメダルを獲得。
たとえば、2022年世界陸上オレゴン大会で銀メダル、2023年世界陸上ブダペスト大会で銅メダル。
これにより、国内だけでなく世界の競歩界で確固たる存在となりました。
- 新しい種目・挑戦でも成功しています。
35km競歩という比較的新しい主要種目で、2024年10月の全日本35km競歩 高畠大会(兼 日本選手権35km競歩)で 2時間21分47秒 の世界記録(当時)を打ち立て、日本代表として世界記録ホルダーにもなりました。

川野将虎選手の経歴を追っていると、最初の「向いてないかも」という思いから、
勝負どころでのチャンスをつかむ姿勢が印象的です。
高校での偶然の出会い、先生からのちょっとした提案を受けて一歩踏み出したことが、
その後の競歩人生を大きく変えているように感じます。
また、走る速さだけでなく“競歩ならではの型”“技術”“ルールを守りながらの速さ”という部分を重視して、
それをコツコツ磨いてきたという点も強い。
大学での指導環境やライバルとの競争も、彼をさらに伸ばした要因でしょう。
競歩という競技は、体力・持久力だけでなく精神力、そして細かい技術の積み重ねが求められます。
川野選手は、それらをしっかり意識しており、記録・結果に結びつけてきているので、
「単なる才能だけではないな」「努力の人」という印象を持っています。
【大会情報】
— 旭化成陸上部 (@ak_rikujo) September 11, 2025
東京2025世界陸上競技選手権大会
9月13日(土) 7:30スタート
男子35km競歩 #川野将虎
9月14日(日) 21:30スタート
男子10000m #葛西潤
世界の舞台で戦う選手達へ、
皆さまの熱い応援をよろしくお願いいたします🎌#旭化成陸上部#AsahiKASEI#WCHTokyo25#東京2025世界陸上 pic.twitter.com/0gcEbmY4fE
川野将虎選手(競歩)の家族は?結婚してる?
家族構成とそのエピソード
川野将虎選手には、ご両親と弟が2人、計5人家族という情報があります。
親族 | 名前 | 年齢等/主な特徴 |
---|---|---|
父 | 川野 公明(きみあき)さん | 陸上自衛官といわれている。名前の由来などに戦国武将好きな背景が関係しており、「将虎」という名前もその影響を受けたものとの見方あり。 |
母 | 川野 由加理(ゆかり)さん | 職業は公表されていないようですが、将虎選手や弟2人を育て支える存在として、メディアで話が出ることがあります。 |
弟1(次男) | 川野 辰彰(たつあき)さん | 御殿場南高校陸上部で競歩をやっていた過去が。静岡県高校総体などで入賞歴あり。 現在は競技を続けているかどうかは不明。 |
弟2(三男) | 川野 鷹綱(たかつね)さん | 中学生時代に競歩に取り組んでおり、全日本競歩の中学・輪島大会などで成績を残しています。将虎選手の弟として、競歩を身近な競技として育ってきている様子。 |
男子5000mW
— 御殿場南 陸上競技部 (@gonan_t_and_f) September 24, 2017
4位 川野 辰彰
6位 伊藤 駿
東海大会を決めました!!
これにより、本校競歩ブロック男女全員が東海大会出場を決めましました!! pic.twitter.com/C6VvHIGm9I
このように、川野選手の家族は「競歩」に縁のある人が多く、
弟たちも同じ陸上競技・競歩に関わっていたりして、家庭全体で競技を応援・共有している雰囲気が伝わってきます。
父親が自衛官という堅い職業であることも、将虎選手の真面目さ・規律感に影響を与えているかもしれません。
名前の由来に戦国武将好きという要素があるというのも、ちょっと面白いですね。
名前が持つ“響き”や“意味”が、本人のキャラクター形成やファンの印象に影響することがありますから。
結婚や交際の情報
現時点(2025年9月)で、公的なソースから「結婚している」という確かな情報は確認されていません。
また、交際している彼女やパートナーの存在についても、公に報じられている明確な情報は見つかっていません。
プライベートな話題であり、本人や家族が公表していない限り、憶測にとどまるものが多いようです。
競歩という競技は、脚力・持久力だけでなく、継続力・精神力が非常に重要だと思います。
川野将虎選手の家庭を見てみると、競技を理解・支える環境が早くから整っていた可能性が高く、
それが彼が安定して成長し続けてこれた理由の一つだろうなと感じます。
家族が同じ競技を経験していたり、応援してくれる人が近くにいることは、競技者にとって大きな心の支えになるはずです。
弟さんたちも競歩をやっていた/やっているとのことで、兄としての責任感・誇りもあるでしょうし、お互いに影響し合う良い競泳(競歩ではないですが…)環境だったのではないかと思います。
結婚については、アスリートとしての活動や、今後の大会・記録更新といった目標に集中されている段階だから、プライベートはあえて公にしていないのかもしれません。
26歳という年齢を考えれば、“今は競技に専念したい”という気持ちが強い時期とも重なるでしょう。
最後に
川野将虎選手は、偶然の出会いから競歩を始め、努力を積み重ねて世界の舞台で活躍するトップアスリートへと成長しました。
ご家族の支えや自身の粘り強さが大きな原動力になっていることは間違いありません。
今後の挑戦とさらなる飛躍に、ますます目が離せませんね。
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